青汁に含まれるビタミン~その効果・効能~
青汁には実に多岐にわたる種類の栄養分が豊富に含まれています。
欧米化しつつある私たちの食生活において、
不足しがちな栄養価を特に多く含んでいる為、
身体のなかの栄養バランスを保ってくれるのです。
ここでは、そんな青汁の栄養価のなかでも大きな魅力の一つである
「ビタミン類」について詳細に解説しています。
青汁には実に多岐にわたる種類の栄養分が豊富に含まれています。
欧米化しつつある私たちの食生活において、
不足しがちな栄養価を特に多く含んでいる為、
身体のなかの栄養バランスを保ってくれるのです。
ここでは、そんな青汁の栄養価のなかでも大きな魅力の一つである
「ビタミン類」について詳細に解説しています。
ビタミンCはもっとも有名な栄養素のひとつですが、実はその働きは多岐にわたります。 ケール・明日葉・大麦若葉のいずれにも十分に配合されていると考えて良いでしょう。
ビタミンCは別名アスコルビン酸という名前でも呼ばれることがあります。 もともとは壊血病を予防する成分として発見されたそうです。
水溶性の性質を持つため、過剰摂取の心配がないという特徴があります。 果実や野菜などに豊富に含まれており、熱・空気・アルカリ・酸素に弱いと考えられています。
毎日の継続的な摂取が健康につながるでしょう。
欠乏してしまうと、肌のハリが失われたり、シミが出来やすくなります。 コラーゲンの合成がうまく行かなくなることもあり、骨や筋肉が弱くなる可能性もあるでしょう。
疲労や脱力感が強まり、アレルギーが出やすくなるとも言われています。 積極的に摂取して欠乏症は防ぎたいところです。
主な働きとしては、ウイルスと戦う白血球の働きの強化による免疫力の向上が挙げられます。 これによって風邪をひきにくくなり、ひいても治りが早くなるでしょう。
胃がんや肝臓がんを引き起こす物質の生成をおさえる効果も期待されています。
β-カロテンはケールに多く含まれている成分として挙げられます。
妊娠中の方の過剰な摂取は避けるべきだと言われていますが、 必ず身体に必要な成分であり、現代人に不足しがちな栄養のひとつです。
β-カロテンは体内でビタミンAへと変換される成分です。
脂溶性の特徴を持っているので体内に蓄積されるという特徴を持ちます。 その為、過剰摂取には十分な注意が必要ですが、一般的に現代人は不足しがちだと言われていますから、 過剰摂取になることは殆どないと考えられます。
効果・効能は全身におよび、皮膚や粘膜などをはじめとして肺や胃腸などの内臓を健康にすると言われています。
眼球の網膜という部分を生成する成分でもあり、光の明暗を感知する機能を助ける働きがあります。 この他にも、発がん率を低下させる作用がわかっています。
また、免疫機能を維持したり、成長を促進させる効果もあるようです。 不足すると目や肌が乾燥してしまうとも考えられています。
風邪をひきやすくなったり胃腸が弱って下痢や便秘に悩まされることになるかも知れません。 抜け毛や薄毛を引き起こす可能性もあります。
また、重大な欠乏症としては癌を抑制するメカニズムの低下が挙げられるでしょう。
これはβ-カロテンの不足によって臓器や皮膚の上皮組織の細胞の分化がきちんと行われなくなる事が大きな原因と考えられています。
ビタミンEは動脈硬化を防いだり老化を遅らせることの出来る成分です。
成人の場合は一日あたり100~300mgの摂取が目安とされていますが、多くの人は不足していると言われています。この栄養を豊富に含むのは主にケールや大麦若葉が挙げられます。
ビタミンEは、強力な抗酸化作用を持っている脂溶性ビタミンの代表的な例です。
その効果で身体を錆びつかせてしまう活性酸素の害から守ってくれるため老化防止のビタミンとして有名です。 日常生活ではなかなか十分な摂取は難しいとされています。
最大の特徴として挙げられるのが「毛細血管の血行を良くする」ということ。 その為、不足してしまえば血行障害を引き起こすことがあります。 欠乏は肩こりや冷え性、頭痛やしもやけなどの原因となるでしょう。
さらに、ホルモンバランスが崩れる時期に発生する更年期障害を悪化させることにもなるので、 特にその時期には積極的にビタミンEを摂取しましょう。
また、長期間にわたって不足するとタンパク質と過酸化脂質が結合してしまい、老化色素を作り出してしまいます。 ビタミンEは、この過酸化脂質の発生を抑制しているビタミンで、心筋梗塞や脳卒中を防ぐ効果もあります。 同時に生活習慣病などの予防・改善にもつながるでしょう。
そのため、いつまでも若さを保ちたい…という人は意識的にビタミンEを摂るようにしましょう。
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