血糖値を下げる青汁の効果
青汁は血糖値が高い人にも効果があると聞きますが、本当でしょうか?
血液中にあるブドウ糖の濃度のことを血糖値といいます。
この血糖値は食事をすると一時的に上がりますが、
インスリンの力でブドウ糖がエネルギーに変えられることで下がっていきます。
しかし、過剰に糖分を摂りすぎたり、インスリンがうまく働かなかったりすると、血糖値が高くなってしまいます。
この血糖値が高くなると体に糖尿病をはじめとする様々な健康被害が起こりやすくなります。
では、血糖値を下げるにはどうしたらいいのでしょう。
食事の見直しと運動が一番血糖値の改善には効果があります。
糖類や炭水化物の摂り過ぎを防ぎ、血糖値を下げる食品を意識的に食事に取り入れて見ましょう。
血糖値を下げる食品として挙げられるのが、
血糖値の急激な上昇を抑制する食物繊維を多く含むものや、インスリンの働きを促すクロムを含むものです。
青汁は、食物繊維をたくさん含んでいるものが多いですから、血糖値を下げるのに少なからず役立つといってもいいでしょう。
青汁の中でも、桑の葉青汁は、血糖値が上昇するのを抑制する成分1-デオキシノジリマイシンを含んでいるので、
血糖値が気になる方にはオススメの青汁です。
また、ゴーヤの青汁も血糖値が気になる方にはおすすめです。
ゴーヤにはモモルデシンや、チャランチンという成分が含まれていて、
これら二つの成分は血糖値を下げる効果があると言われています。
そして何よりゴーヤには植物インスリンが含まれており、血糖値を安定させる作用があります。
このように、食物繊維をはじめとする血糖値を下げるのに有効な成分が青汁には含まれています。
しかし、青汁は薬ではないので、青汁を飲んだから血糖値がすぐ下がるというわけにはいきません。
劇的に効くことはないにしても、日々の血糖値の安定のために毎日飲み続けることは、
少なからず効果があると言えるのではないでしょうか。
血糖値が気になる方は、食生活の改善の一つとして青汁を取り入れてみるのもいいかもしれません。