青汁=野菜ジュースじゃない?!
青汁も野菜ジュースも同じ野菜でできた飲み物ではあります。
しかし野菜ジュースは青汁に使われていない野菜が多く使われ、飲みやすさが重視されます。
反対に青汁は味よりも栄養が重視されています。
だから「まずい」と思われる方が多いのかもしれません。
野菜をたくさん使っているのなら野菜ジュースの方がいいのではないのかと思われるかもしれませんが、それは間違いです。
先ほどもいったとおり、野菜ジュースは飲みやすさや味の方を重視しています。
勿論、野菜の栄養分は入っていますが加熱加工の過程で半減してしまいます。
野菜ジュースと言っていますが果物の甘さで味を調えたり、砂糖なども入ります。
その分カロリーなども大幅に増量します。
だいたい「ジュース」と言われている時点で嗜好品に近くなります。
その点、青汁は戦中の栄養を取りたい一心で生まれた品です。
当然砂糖などの甘味はありませんでした。
その後様々な改良は加えられましたが、栄養重視という点の改善は見られませんでした。
それどころか「ケール」という今の青汁には欠かせない栄養のトップの野菜まで全国に広げました。
この「ケール」はビタミンが豊富でまだ解明されていない栄養まであるほどなのですが、独特の苦みから食べることはなかなかに困難です。
ですが、元々はキャベツの仲間なので食べられます。
実際に平気でサラダなどで食べている人もいるくらいです。
もっとも今は青汁も飲みやすさを求められており、各会社もそれぞれの特徴を残しながらも求めに応じて飲みやすくなっています。
またそれでも駄目な人は自分でそれぞれに工夫して飲んだりしています。
野菜ジュースを否定するわけではありません。
普通のジュースよりも数段体にはいいでしょう。
ただそれより栄養面などで上をいっているのが青汁です。
しかも1日分の必要とされる野菜の栄養素までとることができます。
また青汁は便秘解消や肌荒れにも効果がありますので、試されてみてはいかがでしょう。