青汁って高齢者だけのもの?
青汁は、大麦若葉やケールなど緑葉野菜を絞った健康食品です。
苦味が強く、罰ゲームなどで使われたりしていました。
そのため「良薬は口に苦し」という言葉通り、栄養素が体に不足してしまう高齢者の方が薬代わり飲んでいます。
しかも、青汁の不味さを我慢して飲む、というイメージが強くなっていたのです。
しかし、そんな状態で毎日継続して飲み続けるのは難しいものでした。
最近では大麦若葉、小松菜、ヨモギなどを使い味の改善が行われています。
主成分も様々で種類も粉末タイプ、錠剤タイプ、ハチミツ入り、レモン味など数多くの青汁が発売されています。
その豊富な栄養素が、野菜不足を考える親から注目を浴びて、子供の需要が増え老若男女問わず飲用されるようになりました。
代表的な青汁の栄養素にはビタミン、カルシウム、カリウム、葉酸などが入っており、豊富な食物繊維も含まれています。
これらの栄養素の効果で青汁には便秘予防、美肌効果、ダイエット、アトピー軽減、
アンチエイジング、コレステロール低下、ガン予防、疲労回復、二日酔いなどに効くと言われています。
葉酸が豊富なので、妊婦さんにもオススメです。
野菜を直接食べるより吸収力がいいのが魅力ですが、飲みすぎるとお腹がゆるくなるなどの症状が出る人もいます。
また、腎臓に病気を持った方や人工透析を受けている人などは、カリウムの摂取で症状が悪化するおそれもあるので飲用には注意が必要です。
心臓や脳に障害を持った人が使っている薬の一部に、ビタミンKが影響を与える場合もあります。
青汁は薬ではなく、健康食品なのですぐに効果がでるものではありません。
毎日飲み続けることが大切で、1ヶ月から3ヶ月を目安に体調の変化を感じることが多いです。
現在は、ヒアルロン酸やコラーゲンが入っている青汁や青汁を使った様々な商品があります。
これらを使ったレシピが紹介されていて、高齢者よりは若い女性に人気がでました。
今まで高齢者向けと言われていたのは、苦味や青臭さで若者に人気がなかったといえます。
歯が弱くなったりなかなか物を食べるのが大変な高齢者の方が、飲み物で栄養を補うという目的が全面に出ていた為です。
味の改良が行われた現在、 飲むだけで簡単に栄養がとれるのが最大の利点です。
忙しくて体調管理に悩む若者に人気が出て、幅広く飲用され誰でも飲める健康食品になりました。